私(弊社代表)が、ある起業家向けの雑誌のインタビュー記事を観て彼を初めて知りました。私が二十歳の頃です。まだ、その人が今ほど有名で無いころの話しです。
凄い人が世の中にいると感じたことを、今も鮮明に覚えております。
私は、19歳の時に、本田宗一郎という御仁の生き様の本を読みました。
自分も大勢の人達の「親父(オヤジ)」になりたい。そう思った頃の直ぐ後でした。その為、この人は凄い人になると、心を熱くして、その人物の記事を読みました。
結果的には、私の想像の遙か上の進化を遂げられています。
その記事から数年が経ち、その人と、パソナグループ創業者の南部靖之氏が作った起業家倶楽部に入会したのが、今の始まりです。
その人と、会うことも会おうとも思いませんが、その人は私のことを一切知らず。それでも私は随分前から知っています。現代に生きる面白味がございます。
これからも、その人は私のことは知らないでしょう。
その人とは、孫正義氏であります。
孫氏を、諸手を挙げて奨励しようとは思いませんが、日本史に残る実業家で有ることは間違いないと感じております。
その人物が、隔てなく無料配信で、自らが語る、人生哲学や、企業戦略、これこそが、情報革命の初歩の段階の真髄と思います。
会わなければ聞けない話、会っても聞けない話。それを自分の都合で相手の考えを聞ける。
情報革命の凄さを感じます。
孫氏が話す、孫の二乗の兵法は、リーダを目指すべき者、だれでもが知って、決して損の無い見識と思います。
そして、私が一つ思うことは、この25文字の中で、24文字は、リーダを目指す人に必要な文字ですが、
ただ、一つだけ天下取り、換言すれば帝王学に必須の文字が含まれています。
皆様はどう感じますでしょうか。

私が思う一字とは、最後の文字 「海」であります。
この「海」に含まれる意味の実践こそ、歴史上観ても、天が天運を授ける者の共通の資質と感じております。
諸葛孔明や石田三成等々、頭が良いだけでは天下は取れない、徳が必要と思う点も、この1文字に集約されていると思います。
そして、最初の文字、「道」を理念を表す文字で無く、「タオ」という意味を、非公開で持ち合わせているとしたら。
最初の字の「道」が宇宙の森羅万象を表し、最後の字の「海」が地球を表し。
孫氏の意志決定の全てが宇宙から地球を俯瞰しているとしたら。
孫正義氏が常人のスケールでは測れない存在と感じています。
彼は、ほら吹きと評価されること多く、私も多々耳にしています。
学識優秀な人達から観れば、身の丈以上のビジョンは、いつの時代も、ほら吹きにみえる。堅実な人から見れば、これはやむを得ない事と思います。
しかし、そのほら吹きの人達の、形無き強い願望によって、文明は、進化発展してきている。それが、この世の事実と思うのは、私だけでしょうか。
ヴィトゲンシュタインは、論理哲学論考なかで、世界は論理的空間における事実の総和であると言います。
現時点から過去を観れば、そう見えて正論かも知れません。
しかし、不確実な未来を創造するのは、常人がほら吹きと感じる大義ある宿望。それから始まると感じます。
そして、彼は、この国で幼少の頃より、様々な過酷な苦労を見聞きしていると思います。
彼自身、日本人から石をぶつけられた経験が有るとのこと。
その彼が、今や日本人含め、情報革命で人を幸せにと唱えます。
苦労した境遇を悲観し、横道に逸れる人間と何が違うのか、この違いこそ「義」の有無であり、孫家の先祖代々から面々と積んできた「徳」の成せる業であります。
決して貨幣交換できない、この感覚を多くの子供達が養って欲しいと願っています。
約2時間16分
この映像を見てから、孫の二乗の兵法を改めてご覧になると、感じ方がまた変わるでしょうか。
艱難汝を玉にす。しかし、玉になるだけで無く、光をも放つようになる。そう思います。
我々は、仕事柄、お辞儀の仕方を見るだけで、心の有る人物か否かが解ります。
最後の孫氏のお辞儀をみて、ほら吹き、ペテン師と言われる人と思うか、思わないかは、見る人次第です。