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全サービス業共通 実践ノウハウ編

TECHNICAL JOB

【続編】サービス業必須 六つの能力の養い方 Part4

  


勇気・覚悟の養い方

 
勇気と覚悟の養い方は、具体的な方法論というより、生き方の問題になります。
 
お話の順番が変わりますが、覚悟を養うためには、どうすれば良いのか。
それは、共感性と感受性、包容力と受容力のトレーニングが商売やサービス業従事者には必須だと決めてしまうことです。避けて通れないと思えば、心定めもできるということです。
 
勇気の養い方は、これも理屈ではありません。頭でいくら考えても、勇気が高まることはありません。
 
包容力と受容力を自ら率先して鍛えようと前向きに働く。こうして日々、様々な人と接する中で自然とでてくる勇気が本物です。
 
「勇気を持て」と、人に言われて持てるほど生易しくはありません。
恐れや、怖いという感情は、無条件反射のように本能的なものです。
 
高圧的な人間や、言葉遣いの悪い人間を、苦手と思う方々が多い。これは、安寧を尊び、平穏を好んで生きている人達にとっては、自然なことです。
 
心優しく生きている人が、気持ちを奮い立たせて、高圧的な人間や、言葉遣いの悪い人間に応対しようとすることは、言葉で言うほど簡単ではない。これは、誰でも知っていることではないでしょうか。
 
そこで、最後にこの勇気と覚悟について、頭の片隅において頂き、けっして忘れないようにして欲しいものがあります。
 
それは、真の勇気も、本物の覚悟も、「平時では、真の実感ができない」ということです。
 
人間は、追い詰められた時に本性が問われます。したがって、勇気も覚悟も、平時ではなく有事の時に試されるもの。これを忘れないでください。
そこで大事になる心得が、苦しいこと、嫌なことと対峙した際、先ず呼吸を整えます。これが、自分の心身を守ることになります。そして同時に、一呼吸おくことで、勇気と覚悟を意識できるのです。
 
 
この場合、呼吸を整えることで注意が必要です。
 
よく腹式呼吸を薦める人がいます。確かに間違いではありませんが、的外れだと感じることが、私にはよくあります。
 
例えば、受験する際、子供に深呼吸をして緊張を和らげるようにと言う大人がいます。
確かに深呼吸は、脳波を安定させ、リラックスすることはできます。
 
ただし、それは平時の時だけです。緊張が増している間に、深呼吸をしようとすればするほど、緊張が高まってしまうということがあるのです。
あなたは経験が無いでしょうか。
 
なぜ緊張が高まってしまうのか。それは、通常、深呼吸を教える時、ほとんどが呼気(息を吐く)を長くして、ゆっくり呼吸するように教えるからです。
 
平時の時は、気づきませんが、有事の際に、これをすると余計緊張感が増すのです。なぜなら、緊張で呼吸が浅いことに気づかずに、呼気だけ熱心にするからです。
 
有事の時に、呼吸を整えるということは、吸気(息を吸う)ことに重点を置くのです。
胸、腹に可能な限り、息を吸い込む。吸い込んだら、一度息を止める。苦しいと感じたら、できるだけゆっくりと息を吐く。これが、有事の呼吸の整え方なのです。
 
因みに、腹式呼吸で息を吐く方に重点をおくから、雑念が増すのです。私が、何を言っているか。あなたは分かりますか。今の時点では分からなくても心配ありません。
 
 
分かり易くするため、簡単な表現に言い換えれば、 お客さまが怒鳴っている最中は、呼吸を絶対に止めない。これを意識するのです。
 
気づかない人が多いかも知れませんが、子供の頃から真面目で叱られる経験がない人が、お客さまから怒鳴られると、無意識に呼吸が止まります。これが、脳や内臓にダメージを与えるのです。ダメージを軽減する秘訣こそ、呼吸を止めないことなのです。
 
 
 
 
話を戻しましょう。
 
自分が苦手な人、嫌と感じる人に会ったときには、「今が、その機会だと。この体験が、自分の勇気と覚悟を試すテストになる。よし、立ち向かうぞ!」と気合いを入れます。
 
この「今が試されている時だ」と思い、気合いを入れる意識が、あなたの心身を守る働きをしてくれます。これが、いわゆる私が言う、見えざる鎧を身にまとうという感覚なのです。(この現象を、お忘れの御方や再度確認が必要な方は、哲学編を再受講してください。こちらからどうぞ>>>)
 
言葉では表すことのできない感覚です。
但し、「気合いを入れないとき」と、「気合いを入れて応対したとき」、どちらが応対後の疲労が大きいかを、注意深く観察してください。私の言うことの意味が、段々と分かってきます。
 
 
 

諦めない失敗は経験になり、そして経験から得る智徳は剥奪されない。
剥奪されない智徳だけが、唯一持って逝ける財産となる。

 
 
 
失敗と成功を繰り返し、段々と慣れる。それで良いのです。
一足飛びに、成長しようなどと気負う必要はありません。
 
私自身も、何度も失敗を経験しています。失敗は、諦めれば失敗確定となりますが、諦めなければ、失敗は経験になるだけです。加齢と共に分かることの一つです。
 
 
ここで講義を終わりにしてしまうと、哲学編と何ら変わらない。そう感じる御方もおられるでしょう。
 
 
確かに、覚悟や勇気と頭で分かっても、恐怖心に打ち勝つことは簡単ではありません。また、追い詰められた時にでる本性は本能に正直であり、頭で理解していたことができるとは言えない。ここに人間の厳しさがあると思います。
 
本来、私が直にセミナーで語る際は、覚悟を得るための具体的な方法、そして、人疲れした際のケアの方法を教えています。
 
しかし現在は、新型コロナウイルスの流行中のため、感染防止によりWeb講義では公開できません。
なぜなら、どちらも呼吸法の訓練だからです。
 
そこで在り来たりな話にはなりますが、呼吸法以外に、知っておくと良いものがあります。
宜しければ、参考にしてください。
 
人間は、頭で分かっても、追い詰められた時の本性が優先されてしまうと言いました。
ただし、追い詰められた時に、耐えられる体を持っていると、本性が出て来ないで済むということがあります。
 
そこで、接客を伴う商売の方は、常に以下の点に気をつけて生活すると良いです。
 
 
三つあります。
科学的なもので既に公にされているものも、東洋医学的なものもありますが、
なぜ有効なのかは、時間の関係で割愛させてください。
私の話を先ずは信じて頂き、あなたに合うものだけ実践して頂いて構いません。
 

1.

 
一つ目は、当然ではありますが、普段の食事は栄養価の高いものを食べることが大事です。あえて意識して頂くことをお薦めします。
 
当たり前だと思うでしょうが、ポイントがあります。
栄養価の高いものが良いとは分かっていても、日々の疲労で帰宅する。あるいは、子育てや介護中で忙しく余裕がないと言う人もおられるでしょう。
こうした多忙の中で、野菜や果物も含め、満遍なく食べると言うことは、簡単なことではありません。ついつい病気でなければ、大丈夫だと自分の体を軽んじてしまうことが多いのではないでしょうか。
 
そこで、接客を伴う仕事の方は、特に栄養補助食品、いわゆるサプリメントを積極的に食生活に取り入れる。そう意識することが若い頃から大事です。
 
健康な強い体にしようとすると、無意識に心も自然と強くなる様になっているのです。
 
さらに簡単なアドバイスを加えると、薬品と違い、栄養補助食品やサプリメントは、即効性がありません。そのため長続きしない人の方が多いです。
 
しかし、諦めず100日以上連続使用していると、個人差はありますが、体が徐々に変化します。
半年後ぐらいを過ぎると、今までとの違いに気づきはじめます。体が強くなる感覚が分かれば、対人応対の抵抗力が自ずとついていることも分かります。注意深く感じてみてください。
 
医師の中には、サプリメントは効果が無いという人もおられました。
しかしながら、私は自分の体で若い頃から実験しています。
 
例えば筋トレ後、プロテインを摂取する時と、しない時での違いです。
あるいは、プロテインではなく、直接アミノ酸を摂取するときの体の違い。こうしたことを自分の体で試し、やはり補助食品は有効だと実感しています。
 
プロテインとアミノ酸を例にしたのは、効き目の実感が早いからです。
疲労感や筋肉痛の有無で、すぐ分かります。また、ハードな筋トレをしている人は知っておられますが、栄養摂取を怠ると、すぐに風邪を引きます。そのため、栄養摂取での体調管理の必要性が簡単に分かります。
 
ここで具体的な栄養素については、数が多すぎるため割愛します。
興味がある御方は、自分に必要な栄養素を、この機会に学ぶと良いと思います。
 
ここで補足をすると、食事を取らずサプリメントだけ飲む。これは薦められません。なぜなら、栄養素は単体では吸収しにくいものが、いくつもあるからです。同時に摂ることが必要なものと考え、食事と一緒が良いです。
また用量以上に摂取すると、病気の原因になるものもあります。サプリメントで、空腹を満たそうとしてはいけません。
 
そして持病がある方は、必ず購入前に主治医に相談が必要です。サプリメントの中には、薬の効果を弱くする働きのものがあります。
 
もし仮に精神力を維持したい、メンタルヘルス対策をしたいと願うなら、必ず腸内環境を整えることだけは、外さない。これが、ポイントです。
 
便秘は言うに及ばず、腸内細菌を良好にすることは、けっして怠らない。これも対人応対を必要とする商売には、必要な考え方になります。
参考にしてみてください。
 
 
せっかくですから、私が若い頃から実践しているものを、お話します。
 
薬局で食用の顆粒のクエン酸を買ってきます。これを水2リッターに対して、クエン酸を小さじ三杯入れて、暇さえあれば飲んでいます。
クエン酸を飲む効果は、クエン酸サイクル(回路)で知られるように、代謝を上げることで疲労回復効果が期待できます。【link:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)参照』】

※ウィキペディアの内容は少し難しいです。難しいと感じた人は、クエン酸サイクルとGoogle検索してみてください。分かりやすい説明をご参考にされると良いです。

 
 
商売及び接客業は、立ち仕事が多いです。速やかに疲労回復できる体を維持する事も大切です。
 
クエン酸水の作り方は、私のやり方では濃すぎると、あなたの主治医から指摘を受けたり、あるいは、あなたが濃いと感じたら、調整してください。
 
クエン酸にも様々な品が出ていますが、薬局で扱っているものが安心で、且つ安価だと思います。宜しければ、試してください。但し、酸っぱく、慣れるまでは苦いかも知れません。
 
食生活で大事なことがあります。高栄養摂取の話をしたのは、実は、これから話すことを参考にして頂きたいからです。
 
対人応対は、想像以上にエネルギーを使います。そして、心を使う、気を使うことで、注意しなければならないことがあります。
 
それは、仕事中、あるいは仕事の後に、甘い物を異常に欲するようになる人がいます。入社前に比べて、入社後に体重が急激に増えた人は、要注意です。悪習になってしまいます。
 
疲れたときに甘い物を摂ることは、良いと言う人もいるかも知れませんが、私の見立てでは、逆に疲れやすくなったり、感情がコントロールし難くなったりするのでは無いかと分析しています。
 
商売上での対人応対の疲れや、ストレスは、甘い物を摂る以外で見つけた方が良いです。
 
例えば、
運動で発汗し発散する。
良い匂いを嗅ぎながら入眠する。あるいは安眠用音楽を聴きながら入眠する。
脳波を安定させる音楽を聴きながらメディテーションを行い脳疲労を取る。
 
こうしたもので、あなたにあったものを見つけてください。
対人応対の仕事に就いた人は、自分の体のケアを見つける。これも心得として大事です。
 
こうした食生活の話をする研修や指導員が接客業に、まだまだいないため余談に近いとは思いましたが、初歩的な話として、あえて一つ目に語りました。
 
 
 

2.

 
二つ目は、男性向けです。

(仮に自分の性は、どちらかで迷う人がおられたなら、ここでの話は首から下の性で考えてください。基本的には、二つ目と三つ目の話を誤って実施しても大きな問題にはなりません。安心してください)


男性の場合、心を強くすると頭で考えるよりも先に、筋力を高めれば済むことが多いのです。決断力の速度も、上がります。
 
要するに筋トレをすることが良いのです。
但し、心を強くすることを目的にする場合、通常の筋トレとは少し違います。筋トレすれば良いと言うことではありません。接客業用に効果的な部位があります。
 
効果的な部位とは、上半身の筋肉では、胸筋と、二の腕の筋肉です。
下半身であれば、臀部(尻)の筋肉を鍛えます。
そして、体軸を強化するトレーニングを加えてください。体軸が強くなると、優柔不断さが弱まり、迷いが少なくなったと感じる人がいます。なぜなら、絶えず弱音よりも活力が勝るようになっていくからです。 

 
 
 
これらの筋肉が発達すると、男性の場合、心の状態が変わったと、簡単に実感できます。試してみてください。
 
 
 

3.

 
三つ目は、女性向けです。

(仮に自分の性は、どちらかで迷う人がおられたなら、ここでの話は首から下の性で考えてください。基本的には、二つ目と三つ目の話を誤って実施しても大きな問題にはなりません。安心してください)

 
女性の場合も、男性同様に筋トレをすることは良いのですが、体型が変わると困る人や嫌な人がいるでしょう。そこで、他にもっと良い方法があります。
 
それは、ストレッチです。体の柔軟性を高めることを、毎日します。理想は、朝の太陽光に当たりながらストレッチします。
 
筋肉を伸ばすと、乳酸を流し、疲労軽減になるからと思う人が多いかも知れません。
しかし、今ここで私が言っているのは、少し意味が違います。
 
体を柔軟にしようとすると、活力が生まれるのです。
これが活き活きとした感じの雰囲気を、自然と体から発散させることができるようになるのです。
 
体を柔軟にすると、なぜ活力が生まれるのか。この理由は東洋医学的な領域になります。ここでは、理由を語る時間はありませんが、私の話が疑わしいと感じたら、百聞は一見にしかずです。
 
柔軟性の訓練を日々実践している女性を観てください。暗そうに見える人がいますか? 恐らくおられないでしょう。ただ体の筋肉を柔らかくするだけではない、意味があるのです。騙されたと思って試してください。
 
オカルト的と感じる人は聞き流して結構ですが、体を柔軟にする過程で、心身に不必要なものが体外に出ているのです。一つだけ例にすると、ネガティブな悩みごとです。
 
面白いでしょう。ストレッチすると、ネガティブな悩みごとが消えていくのです。さぁ、どうしてか。考えても答えは出ません。寝られなくなるだけですので、先ずは深く考えず、自分に合ったストレッチ方法を見つけてください。
 
実践実技の世界は、理屈を知らなくても、できてしまう人の方がレベルは上。
そう思って実践して良いのです。
 
体を柔軟にする方法は、ストレッチでも、ヨガでも構いません。あなたにあった無理の無い方法を選んでください。
 
少しアドバイスをしますと、活力を上げたいなら、下半身の柔軟性を高める。特に開脚です。勿論、写真のようにまでできなくて構いません。
 
心の疲れを取りたいなら、上半身の柔軟性を高めると良いです。特に、肩甲骨回りです。写真は見本です。他のやり方でも構いませんが、無理は禁物です。
 
 

 

  
 
体は一つですから、同時に上半身下半身を行うことが良い。分ける必要はないのではと、お感じになりましたか? 正しい判断です。
 
 
女性も男性同様に筋トレすることも悪くありませんが、一つ大切にして欲しいと願うことを補足をします。
 
筋トレも、ストレッチも、体型を美しくする。このように一般的に思う人が多いです。
しかし、人間の真の美しさは、姿形ではなく他にあるのです。
 
私が行う雰囲気改善プログラムを受講した方々は、このことを否が応でも簡単に理解されます。

それは人間の美しさの正体です。人間の美しさは、男女ともに姿形ではない。これは気休めで無く、きれい事でもなく、現実です。
 
人間は、心根から発散するエネルギーの質で美しさが決まっているのです。
他人が観たとき、人間は本能的に相手のエネルギーの質を感じとり、美しいと感じるようにできているのです。
 
面白いことに、いかに形状が整っていても、発散するエネルギーの質が良くないと、美しい人には見えない。これもまた人間特有の感覚なのです。
 
恐らく初耳でしょう。この後の講義で、意味が分かります。楽しみにしてください。
 
私が話すことが理想論ではなく、正しい現実だと、どのように理解して頂くのか。その方法を紹介しましょう。
 
雰囲気改善プログラムで、全参加者を御一人ずつ肖像を撮影します。私が、10分から30分かけて撮ります。
 
撮影したものから、その人の最も良いエネルギーが出ていると私が見立てたものと、悪いエネルギーが出ていると見立てたものを、同時に並べます。
 
自分の肖像写真を見て、私が言うことが、どういうことか。雰囲気改善がなぜ必要なのか。簡単に理解してくださいます。
中には、愕然としてショックを受ける人も多くいます。
 
「第一印象が悪い」と言われていた人は、その意味を理解されます。
疲れていないにも拘わらず、「いつも疲れているね」と言われていた人は、原因を実感されます。
「いつも怒っている」と家族から言われていた人は、理由に気づきます。
妻から離縁された男性は、本当の原因を知ることになります。しかし同時に、後悔先に立たずと言うことを実感され、なんとも言えない表情になります。
自己評価が低い人は、自分の心の持ちようが、いかに大事かと気づきます。
自信の無い人は、自信に満ちあふれたときの自分の様子を知り、生き方を変えようとします。
不美人だとコンプレックスを感じていた人は、自ら消す手立てを発見します。
 
ここで、あまり具体的に語ると美容整形の営業妨害だと思われたり、化粧品販売を妨害しているように見えたりする恐れがあるため控えますが、塾生には、いずれ証明して見せたいと思います。
 
 
是非、一つ目と、あなたが選んだ二つ目以降のものを試してみてください。
 
 
 
 
 
最後に、商人道義塾の講義らしいことを、もう一つ付け加えます。
強い体、即ち健康な体が、自我(顕在意識)を支える基本です。
 
その上で、厳密に私の見立てを言えば、確かに健康な体は、自我の支えにはなりますが、真我(潜在意識)の支えになるとは言いきれません。これが厳しいかな人間の性(さが)です。
 
その証しに、一般人より頑強な肉体を持っているスポーツ選手が、麻薬に溺れるニュースがあります。
 
これは、心根の弱さ、即ち真我の弱さにあるのです。自我は強く、表面的には気が強そうに見えても、心根はナイーブで、繊細ということも人間にはあるのです。
 
理解を深めるヒントにして頂くため、例外をお話しました。
 
したがって、体を健康にすれば良いだけではない領域もある。頭の片隅においてください。
 
真我を強くする方法は折を見て、また別の機会にお話しします。
 
 

まとめ

 
 
六つの能力を養い、商売の醍醐味、接客業の良さを実感することが何より素晴らしいことです。
是非、あなたも商売や接客業の醍醐味を味わい。商売人としての冥利を感じてください。それを切に願っています。
 
 
 
本講義も長い講義でした。
しかし、私の話す本意を、あなたのものにすれば、一生の宝になります。
慌てずじっくり受講してください。
 
一度の受講で分からなくても、あせる必要はありません。
何度も受講したり、失敗したときに受講したりすれば、その時分かるということもあります。
分かるときが、人生の軌道が変わる好機ということです。
 
 
これで講義を終わります。
 


備考欄

 
 
六つの能力の有無を判定する採用試験もありますが、業種によって観点が変わります。変われば方法論も変わり、多義にわたるためWeb講義では、あえて話しませんでした。
 
また割愛の理由は、採用基準を語ることで、断定的に見えてしまうからです。
それが結果的に誤って差別を助長しかねない。この心配がありました。
 
物事には例外があります。この例外を見抜くことができないからこそ、無用な差別を生む。そう考えるために、非公開としました。
 
従来通り必要な時に、個別対応で御説明しようと思います。必用な皆様はお問い合わせください。
 
 
 
 

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